保険診療と自費診療(自由診療)の違いについて
こんにちは。
横浜みなとみらい駅から徒歩3分の「ランドマーク歯科 三島」です。
歯科医院で治療を受ける時、保険診療か自費診療か、どちらにするか希望を聞かれることがあります。
初めて聞かれた時は「何が違うの?」と不思議に思うかもしれませんね。
ここでは保険診療と自費診療がどう違うのかを、具体例を挙げて解説します。
保険診療と自費診療では、患者さんが診療費を負担する割合が違います。
保険診療の場合は、70歳未満の方は治療費の3割を負担することになります。つまり、3000円の支払いだった場合、実際かかっている費用は1万円ということになるわけです。
自費診療の場合、患者さんが全額を負担することになります。
「そんなにお得なら、すべて保険診療でいいのでは?」と思うかもしれませんね。ですが、保険診療では最低限の機能回復を目的とした治療のみが対象となっています。
つまり保険診療では、使える歯科素材や治療法が限定されているのです。
保険診療で使えるのは、銀歯や歯科用プラスチックといった安価な素材のみです。目前の出費は少なくて済みますが、劣化しやすかったり、見た目が良くなかったりするので、将来的に治療しなおす必要が出てくることは珍しくありません。
安価な素材は経年劣化しやすため、傷んだ部分から細菌が入り込んでむし歯が再発したり、歯周病にかかったりすることがあるからです。
その点、自費診療で人気のセラミックは、自然な美しさがあって経年劣化しにくいのが特徴。むし歯が再発しにくい優秀な素材です。
歯は末永く使うものですから、長い目で見ると自費診療のほうがお得といえるケースもあるのです。
保険診療の自費診療では、選べる治療法にも差がでてきます。
例えば、歯を1~2本失って噛む機能を回復させたいとき、保険診療ではブリッジや部分入れ歯を選ぶことになります。
ブリッジは、人工歯を支えるために両隣の健康な歯を削る必要があります。部分入れ歯の場合は、健康な歯に金具を引っ掛けて留めたりするため、他の歯に負荷がかかって弱めてしまう恐れがあります。
もし自費診療を選ぶなら、インプラント治療という選択肢があります。
インプラントなら、周りの歯を削ったり負荷を掛けたりする心配はありません。残存歯を大事にできますし、見た目に関しても自然で美しいのも魅力です。
第一に、インプラントには人工歯根があるのでよく噛め、暮らしが快適になるといわれています。
保険診療と自費診療のどちらを選んでも、ご希望に合った適切な治療を行います。疑問、ご要望など、何でもお気軽にご相談ください。
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