歯はどうして黄ばむの?歯科のホワイトニングで歯が白くなる理由【ホワイトニング】
皆さん、こんにちは。
横浜みなとみらい駅から徒歩3分の「ランドマーク歯科 三島」です。
白い歯は第一印象をアップさせ、魅力あふれる笑顔を作ります。
「他の人に好印象を与えたい」「口元を気にせず笑顔でいたい」という方は、歯科のホワイトニングを試してみませんか。
市販の歯磨き剤やセルフホワイトニングサロンなど、歯を白くする方法はいろいろありますが、歯科のホワイトニングは、高濃度の薬剤を扱い、安全に歯を白くできるのが特徴です。
また、歯医者でホワイトニングを行えば、お口のチェックもしてもらえるので、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療、予防にもつながります。
歯が黄ばむ理由は大きく分けて5種類。
白い歯を実現するためにも「歯はどうして黄ばむのか」を知り、効率的にホワイトニングを行って美しい口元をめざしましょう。
Contents
歯が黄ばむ5つの原因
歯が黄ばむ原因は1つではありません。
さまざまな要因が重なって、歯は汚れていくのです。
歯が黄ばむ理由をあらかじめ知っていれば、予防に努めることもできます。
食べものや飲みもの・喫煙による着色汚れ
食べものや飲みもの、喫煙により歯が汚れることを「着色汚れ(ステイン)」といいます。
毎日しっかり歯磨きをしていても、ステインは少しずつ蓄積され、歯がくすんだり黄ばんだりします。
それは、食品に含まれる「ポリフェノール」や「カテキン」などの植物由来の色素成分が原因です。
歯の表面にはとても硬いエナメル質という層があります。
そのエナメル質を守る唾液由来のタンパク質で「ペリクル」という成分が、ポリフェノールと結びつき、歯に付着するのです。
うがいをするくらいでは簡単には落ちず、時間とともに除去しにくくなります。
着色しやすい「食べ合わせ」に注意!
ポリフェノールが多く含まれる食べものとしてチョコレートやカレーがあげられます。
これは、チョコレートの原料であるカカオ豆や、カレーに使用されるウコン(ターメリック)にポリフェノールが含まれているからです。
また、赤ワインやコーヒーにもポリフェノールが多く含まれています。
そのほか、紅茶や緑茶に含まれるカテキンもポリフェノールの1種ですので、着色汚れの原因になります。
これらのような着色しやすい食品を「着色性食品」といいますが、「着色補助食品」と一緒に摂取すると、さらに着色汚れが強まってしまうため、注意が必要です。
●着色性食品といわれる代表的な飲食物
・お茶(緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶など)
・紅茶
・コーヒー
・赤ワイン
・チョコレート
・コーラ
・ソース類(ケチャップ、しょうゆ、みそ、たれ など)
・ミートソースやナポリタンのパスタ
・カレー
・ブルーベリー
・いちご
・ブドウ
・ナッツ類
・ねぎ類
・にんにく
・人工着色料が入った食品
・うがい薬
●着色補助食品といわれる代表的な飲食物
・アルコール飲料
・スポーツドリンク
・炭酸飲料
・お酢
・クエン酸
・ほうれん草
・レモン、みかんなどの柑橘類
「着色補助食品」には、お口の中を酸性にして歯の表面を溶かしてしまう性質があります。
その状態で「着色性食品」を口にすると、より色が強く付いてしまうことになります。
「カレーとビール」や「チョコレートと炭酸飲料」、「赤ワインとほうれん草」などの食べ合わせをした日は要注意です。
食後は、いつもよりしっかり歯を磨くようにしましょう。
ただし、ゴシゴシと強い力で磨くのはやめてください。
特に研磨剤入りの歯磨き剤で力を入れて磨くと、歯に傷がつき、逆に色がつきやすくなります。
歯ブラシを小刻みに動かし、歯の1本1本を丁寧に磨きましょう。
飲食物だけじゃない!タバコのヤニにも注意!
喫煙をしているお部屋の壁紙が変色するのを見てもわかる通り、たばこの「ヤニ」は、強固なステインです。
たばこを吸っていると、歯や歯ぐきに「ヤニ」が付き、歯が汚れる原因のひとつになります。
たばこの「ヤニ」は落とすのが難しいだけではなく、喉や肺にこびりつき有害物質を出すなど、身体にも悪影響を与えます。
また、たばこの怖いところは、喫煙者だけではなく受動喫煙者にもリスクがあらわれてしまうこと。
特にお子さんはたばこの有害物質の影響を受けやすく、家族のたばこの煙が原因で、歯ぐきが黒くなってしまうケースもみられます。
ホワイトニング後は白さをキープするために24時間の禁煙をお願いしていますが、「白い歯を維持したい」「家族の歯も気になる」などと思われるなら、本数を減らしてみる、禁煙を検討してみる、などをおすすめします。
蓄積された歯垢・歯石の汚れ
歯磨きの磨き残しが原因である歯垢や歯石も、歯の黄ばみの原因です。
これらは黄白色の塊で、歯が汚れて見えるだけではなく、口臭の発生の元にもなります。
歯垢の段階なら歯磨きで落ちますが、放置すると石のような固い歯石になってしまいます。
歯石は歯磨きでは除去できず、歯医者で処置を行わなければ落としきれません。
加齢による黄ばみ
歯の黄ばみの原因として、加齢も考えられます。
個人差はあるものの、もともと歯の内側にある「象牙質」は黄色っぽい色をしています。
年を重ねるとともに、黄色みが強くなる方もいらっしゃいます。
さらに歯の表面を覆っている「エナメル質」がだんだん薄くなり、内側にある象牙質がより透けて見えることで、歯の黄ばみが目立ってしまうのです。
遺伝・代謝異常によるもの
エナメル質がうまく作られずに、変色や欠けがみられる「エナメル質形成不全症 」などの病気や、代謝異常によって先天的に歯が変色するケースもあります。
服用していた薬の影響
テトラサイクリンという抗生物質の影響で、歯が黄ばむ場合もあります。
これは、1960~1970年ごろに風邪のシロップ薬として使用されていた経緯があり、歯の形成時期である子どものころに摂取されていたことで変色する可能性があります。
歯の黄ばみを白くできる「歯科のホワイトニング」のしくみ
歯科で行うホワイトニングは医療行為であり、歯科医院でしか扱えない薬剤を使用しています。
これらの薬剤は、歯の表面に付いた着色汚れを分解し、さらに歯そのものの色調を改善するので、本来の歯よりも白さを実感できるようになるのです。
歯科が扱える薬剤の種類
歯科医院で使用する薬剤は、過酸化水素水や過酸化尿素といわれるもの。
歯の黄ばみを無色透明に分解し、歯を白くする効果があります。
また、エナメル質の構造を変化させる「マスキング効果」の作用もあります。
これは、エナメル質の表面を角状から球状に変え、歯に当たる光を乱反射させることで、象牙質の色が見えないようにする効果です。
ライフスタイルで選べる!オフィスホワイトニングとホームホワイトニング
ランドマーク歯科三島のホワイトニングは、歯科医院で施術を行う「オフィスホワイトニング」と、自宅でできる「ホームホワイトニング」を選択できます。
患者さんのライフスタイルやご希望をおうかがいし、どちらかがいいかを選んでいきましょう。
プロにおまかせ!オフィスホワイトニング
1日で効果を感じられるため、予定がある方などにおすすめです。
回数を重ねることでより白さが実感できます。
プロが施術を行いますので、自分でするのがめんどうな方や、専門家にまかせたい、という方にぴったりです。
歯科医院でしか扱えない高濃度の薬剤を使用
高濃度の「過酸化水素水」の薬剤を使用しますが、プロの手で行われるので安心してまかせられます。
過酸化水素を使った施術は歯科医師や歯科衛生士しか取り扱えないと薬事法に定められています。
効果を早く実感できるので急いでいる方におすすめ
早い方で1度の施術で白さを実感できる方もいらっしゃいます。
結婚式や写真撮影、面接などの予定がある方におすすめです。
即効性はありますが、白さを維持できる期間は3~6カ月ぐらいで、元の色に戻る「後戻り」が早い傾向にあります。
自宅でできる!ホームホワイトニング
自宅でできるホームホワイトニングは、忙しくて何度も歯科医院に通院できない方におすすめです。
歯科医院で作ったオーダーメイドのマウスピースに、処方された薬剤を浸して歯に装着します。
自分ですき間時間を使って行えるから、忙しい方も手軽に始められる
すき間時間を利用して、テレビや音楽を聴きながらリラックスして行えます。
歯科医師の指示通りの時間だけ装着しますが、基本的に毎日継続して行ってください。
ゆっくり白くなる分、効果が長持ち!
ホームホワイトニングで使用する薬剤は「過酸化尿素」。
患者さんご自身で扱っていただくため、オフィスホワイトニングの薬剤より濃度が低いものを使用します。
ゆっくり白くなる分、後戻りがしにくいのが特徴です。
6カ月~1年ほど効果が続く傾向にあります。
お一人お一人に合わせたホワイトニングをご提案します
ランドマーク歯科三島では、患者さんのお口の状況をしっかり把握し、お一人お一人に合わせた治療をご提案しています。
お顔全体のバランスから、適切な色合いの歯の白さをアドバイスするなど、プロのサポートを行っていますので、どのようなことでも遠慮なくお尋ねください。
また、 お忙しい方でも通いやすいように、土日も診療しています。
歯を白くする「歯科のホワイトニング」に興味がある方は、お気軽に当院までご相談ください。
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