インプラント|みなとみらい駅・桜木町の歯医者 | ランドマーク歯科三島

診療時間
9:30~14:30
16:00~20:00

※祝祭日は休診です※最終受付は診療時間の30分前です
▲:~19:00
★:9:30~16:30
新型コロナウイルスの影響で、急遽診療時間の変更またはお休みをいただく場合がございます。ご了承ください。
※基本的には予約制とさせて頂いております

〒220-8107
神奈川県 横浜市 西区
みなとみらい2-2-1
ランドマークタワー7F
クリニックフロア

tel. 045-222-5655
WEB予約はこちら

※予約時間に5分以上遅れますと、治療ができない場合がございますのでご了承ください

  • 地図
  • メニュー

歯科用CTとは?インプラント治療の前に検査が必要な理由

皆さんこんにちは。

横浜みなとみらい駅から徒歩3分の「ランドマーク歯科 三島」です。


歯科用CTをご存じですか?

 
今回は、インプラント治療の前に行うCT検査の重要性についてのお話しです。

 
もしかすると、歯科でCT検査を行うイメージって、ありませんでしたか?

CTというと、ベッドに寝たまま大きな機械の中に入っていく大掛かりな検査のイメージをお持ちではないでしょうか。

 
歯科用CTは、そのイメージとは少し違います。顔の周りを機械がぐるりと一周するだけで完了です。

 
撮影はほんの数分ですので、検査は10分程度で終わります。その後、画像の確認の時間10分~20分必要ですので、トータルの検査時間は歯科医院によって異なります。

 
「歯科用CTって、初めて聞いた」という人も少なくないでしょう。歯科用CTをご存じない方が多いのは、あまり一般歯科には導入されていないためです。

 
そんな特別感のある歯科用CT検査ですが、じつはインプラント治療には絶対に欠かせません

 
なぜ、一般歯科にあまり導入されていないというCT検査が、インプラント治療にとって重要なのでしょうか。



三島彰太 院長
三島彰太 院長

三島彰太 院長

日本歯科大学生命歯学部卒業
医療法人社団三島会
三鷹 三島歯科入職
横浜 スカイビル歯科移動
横浜 ランドマーク歯科三島移動
院長就任

医院名:ランドマーク歯科三島
所在地: 〒220-8107
神奈川県 横浜市 西区みなとみらい2-2-1
ランドマークタワー7F
クリニックフロア



Contents

インプラント術前検査でのCTの重要性について

歯科用CTで撮影した映像による診断は、インプラント治療の前に必要不可欠です。

 
けれども、この検査設備は、一般歯科ではほとんど導入されていません。

 
インプラント治療を取り扱っている歯科医院でもCTがない場合があります。

 
そんなときは、近隣都市の大学病院や画像解析センターなどと提携し、患者さまに歯科用CTでの撮影に行っていただくという方法をとっています。

 
当院では歯科用CT導入しておりますので、わざわざ他院へ行っていただくようなわずらわしさはありません。ご安心ください。


インプラント治療に歯科用CT検査が重要なのは、どうして?

歯科医に「インプラント治療で最も重要視することは?」と質問すると「CT検査です」という答えがかえってくることも多いでしょう。

インプラントに力を入れている歯科医院では設備投資としてCTを設置したいと考えていますし、ない場合は、近隣都市の大学病院まで患者さまに出向いてCT検査を行っていただくことになります。

その理由は、つぎのとおりです。


安全に手術を行うため

 
インプラントの治療は、お口の中とはいえ外科手術を伴います。

 
安全に手術を執り行うためには、事前準備として精密な検査と的確な治療計画を立てる必要があります。


顎の骨に人工歯根を埋め込むため

 
インプラント治療では、顎の骨に人工の歯の根っこである「インプラント体」を埋入します。

 
的確な位置に埋め込むためには、骨の質・厚み・量、そして神経・血管の位置など、顎の様子をしっかりと知っておき、埋入の角度をなどを把握しておく必要があるのです。


顎の骨は周辺に重要な神経や血管が集まっているから

 
顎の骨は、すぐそばに重要な神経や血管が多く集まる部位です。

 
もし、検査を行わず、詳細な情報がない状態で治療を進めてしまうと、大事な神経を傷つけたり、かみ合わせが悪くなったりするトラブルにつながる恐れがあります。


歯科用CTとは?従来のレントゲンとの違いは?

 
ところで、歯科用CTは、従来のレントゲンとはどのような違いがあるのでしょうか?まずはそこから確認してみましょう。


【歯科用CTと従来のレントゲンの違い(1)】平面の撮影か、3Dの立体映像で撮影かの違い

 
歯科用CTのCTとは、Computed Tomographyの略で、エックス線を用いておこなう「コンピュータ断層撮影」です。

 
従来のデジタルレントゲンと違うのは、平面の撮影か、3Dの立体映像で撮影かの違いです。

 
これまでのレントゲンは平面上の情報しか得られませんでしたが、歯科用CTの場合、3Dの特性を生かし、骨の厚みや神経・血管の詳しい位置関係まで映し出すことができるのです。


【歯科用CTと従来のレントゲンの違い(2)】歯や顎を含めたお口全体の明確な情報を得られる

 
つまり、インプラント手術に必要な、歯や顎を含めたお口全体の3Dの立体映像で撮影できるので、明確な情報を得た上で、手術に臨むことができます。

 
そのおかげで、安全性の高いインプラント治療を実現できます。インプラント治療に歯科用CTによる診査は欠かせないのは、そのためなのです。


歯科用CT検査で何がわかるの?

 
具体的に、歯科用CTで何がわかるのかをまとめてみましょう。


【歯科用CT検査でわかること(1)】従来のレントゲンで見えない部分を確認できる

 
平面的なレントゲンでは見えない、顎の内部構造などもリアルに確認できます。

 
骨の柔軟性や骨密度も確認できるのです。

 
インプラントが高い安定性を維持できるのは、ある程度の硬さがある骨が必要ですが、CTでは「顎の骨が硬いか柔らかいか」も確認できます。

 
もし骨密度が低く骨がやわらかいと診断されたら、インプラントの定着にかける時間を長めに確保するなどの調整ができます。


【歯科用CT検査でわかること(2)】三次元画像での精密な診断・検査ができる

 
歯や顎の骨、神経や血管の位置、骨の厚みや長さも確認できます。

 
さらに、上顎のインプラント治療では位置関係の把握が重要である上顎洞(鼻の空洞)の形態なども立体画像で確認できます。

 
もし、上顎洞との関係でインプラントの人工の根っこを埋め込むスペースが十分にとれないとわかった場合は、骨の再生手術などの方法を検討することで、安全なインプラントの埋入を図れます。


【歯科用CT検査でわかること(3)】より安全・的確な治療を可能にする情報

 
CTによる立体映像での顎周辺の情報を得られることで、的確で安全な治療を実現できるのです。

 
CTによる検査は、インプラントだけでなく、根管治療・親知らずなど幅広く応用できます。

 
つまり、CTを導入している歯科医院では、精度の高い治療が可能ということがわかります。


歯科用CTは安全?被ばくの心配は?

歯科用CTは医療用CTとくらべて被ばく量が「10分の1」

レントゲンというとX線による被ばく量を気にする方がいらっしゃいますが、歯科用CTはお口周りのみに照射されるので、医療用の10分の1程度しかありません。

単位で表すと約0.04ミリシーベルトです。

これがどれくらいなのかというと、日常生活で自然界から得る年間の線量が約1.1ミリシーベルトで、飛行機で日本からニューヨーク間を往復するときに得る線量が約0.2ミリシーベルトですから、それほど多くないことがわかります。

歯科用CTを撮影する機会はそう頻繁にあるわけではないですから、年間で1~2回ほど受けるとすれば健康被害をおよぼすほどではないのですが、従来の平面的なレントゲンに比べると被ばく量は多くなっています。


歯科用CTが役立つ歯科治療は?

インプラントの治療を安全を確保して的確に行うために、歯科用CTで撮影した立体映像が活躍することをお伝えしてまいりました。

歯科用CTによる診断が役立つのは、インプラント治療だけではありません。

ほかにはどのような治療に役立つのか、確認してみましょう。


親知らずに炎症がある、異常な生え方をしている【親知らずの抜歯】

親知らずの状態を確認するための事前検査として有効です。抜歯の際、周辺の神経や血管を傷つけないように、歯科用CTで撮影した映像を用いて治療計画を立てます。


重度のむし歯の治療【根管治療】

むし歯が歯根まで達して重度になると、歯の神経を抜いて薬剤をつめることで歯を保存する根管治療を行います。根管は肉眼では見えませんので、歯科用CTによる検査が役立ちます。


歯の根が折れた【歯根破折】

歯の根っこの部分が割れたり、ヒビが入ったりすることがあります。水平方向に入っている亀裂は、平面のレントゲンでは確認できません。

そんなときにも、立体映像を撮影できる歯科用CTを活用します。


頭痛・顔面痛・鼻づまり・鼻水がとまらない【副鼻腔炎】

上顎の歯根の近くには、副鼻腔という空洞があります。何らかの理由でここに炎症が起こる副鼻腔炎を発症することがあるのですが、従来のレントゲンでは空洞しか認められません。

歯科用CTなら炎症が起きている部分も映し出されます。


歯がズキズキと痛い【歯根の先端に膿がたまる/根尖性歯周炎】

歯の根っこの先端に膿が溜まり、炎症や痛みが生じることがあります。従来のレントゲンでは確認しづらい部分の場合、歯科用CTによる検査が有効です。


歯の数が多い【過剰歯】

歯の本数は決まっています。乳歯が20本、永久歯が(親知らずを含め)32本です。

ときに、これよりも多くの歯が作られるケースがあります。この症状は30~40人に一人の割合で起こるため、そこまで珍しいものではないのです。

ただし放置していると歯並びやかみ合わせに影響がでてくることもあるので、基本的には抜歯します。その際の事前検査にも、歯科用CTが活躍します。


歯科用CTは安全で的確なインプラント治療に必要不可欠!

歯科用CTは、頭部の顎周辺に特化した歯科口腔外科の診断に役立ちます。

的確なインプラント手術のほか、歯根に関する診断などにも役立ちます。

大学病院レベルの専門性を有する歯科に導入されていますので、導入の有無を求める治療を受けられる歯科医院かどうか、医院選びの判断基準にしてもいいですね。


当院では、的確で安全なインプラント治療のために歯科用CTを導入しています。

歯科用CTの撮影や検査について、インプラントについて、それ以外にも、聞きたいこと、気になることなどございましたら、お気軽にお声がけください。