歯ブラシ1本だけでは磨き残し4割!?歯磨きの効果を劇的にアップする方法
皆さんこんにちは。
横浜みなとみらい駅から徒歩3分の「ランドマーク歯科三島」です。
「しっかり歯磨きをしているのに、虫歯になった……」という経験をされた方はいらっしゃいませんか。
「歯ブラシ1本」だけでお口のケアをしているという方は、お口の汚れを約60%しか落とせていないという調査結果があります。
歯ブラシにプラスして「デンタルフロス」を使うことで、除去率が79%まで上がるのです。
(参照:日本歯科医師会「お口と全身の健康を学べるWebマガジン」より)
せっかく毎日歯磨きをしているのに、ただ磨いているだけではもったいないですよね。
虫歯や歯周病を予防する効果的な対策であるデンタルグッズを上手に活用し、歯磨きをするベストなタイミングや、正しい歯の磨き方を知ることで、いつまでも健康な歯を維持できるように心がけましょう。
三島彰太 院長
医療法人社団三島会
三鷹 三島歯科入職
横浜 スカイビル歯科移動
横浜 ランドマーク歯科三島移動
院長就任
医院名:ランドマーク歯科三島
所在地: 〒220-8107
神奈川県 横浜市 西区みなとみらい2-2-1
ランドマークタワー7F
クリニックフロア
Contents
毎日の「歯磨き」で虫歯・歯周病を予防する効果的な対策とは?
厚生労働省の調査では、1歳以上で毎日歯を磨いている方は95.3%と、歯磨きの習慣が身に付いていることがわかります。
にも関わらず、20歳以上の9割以上が虫歯の経験があり、20歳以上の3割が、治療をしなければいけない虫歯に感染しているというのが現状です。
(出典:平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要「6.歯をみがく頻度 」より)
どうして、毎日歯磨きをしているのに、虫歯になる方が多くいらっしゃるのでしょうか。
じつは、毎日丁寧に歯を磨いていても、どうしても「磨き残し」は発生してしまうのです。
それでは、できるだけ磨き残しを少なくするお口のケア方法とは、どのようなものなのでしょうか。
磨き残しが多い場所は「歯と歯の間」と「歯と歯ぐきの境目」
効果的な歯磨きをするためには、ご自分のお口のどこに磨き残しが多いのかを知ることが大切です。
一般的に磨き残しが多い場所は、
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛む面
・歯と詰め物・被せ物の境目
です。
とくに、「歯と歯の間」と「歯と歯ぐきの境目」は、そこから虫歯が始まりやすいので注意が必要です。
ただ、患者様の歯並びの状態によって、磨きにくい場所はさまざまです。
ランドマーク歯科三島では、お一人お一人のお口をしっかり把握し、どこが磨きにくいところなのか、どこに磨き残しが多いのかをお伝えします。
そのうえで、どのように磨けば汚れが落ちるのか、どういったデンタルグッズを使用すればいいのかを丁寧に説明させていただきます。
「ここはどうやって磨けばいいの?」「ここの汚れはどうやったら落ちる?」など、どのようなことでもご質問ください。
すき間ケアに効果あり!「デンタルフロス」を使ってみよう
デンタルフロスとは、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間のケアに使用するデンタルグッズのひとつです。
弾力性のある細いナイロンの繊維が束ねて作られており、この繊維を歯と歯の間に挿入し、歯と歯の間にたまった汚れを取り除きます。
どうやって選ぶ?デンタルフロスの選び方
デンタルフロスには、2種類ありますので、使いやすい方を使用しましょう。
【糸巻きタイプ】
必要な長さに切って、指で操作しながら歯と歯の間の汚れを取り除く。
【ホルダー付きタイプ】
ホルダーにフロスが取り付けられている。
「Y字型」や「F字型」があり、前歯や奥歯など汚れを落とす歯の部分によって選ぶ。
初めてデンタルフロスを使う方は、比較的操作が簡単な「ホルダー付きタイプ」がおすすめです。
ただ、慣れてくると「糸巻きタイプ」の方が歯全体に使いやすく、必要な長さだけ使えるため、経済的といえるでしょう。
どうやって使う?デンタルフロスの使い方
【糸巻きタイプ】
1.フロスを40~50cmくらいに切ります。
2.両手の中指にフロスを2~3回巻き付け、15cmくらいの長さに調整します。
3.両手の親指と人差し指でフロスをつかんでピンと張り、歯と歯の間に通します。
4.歯の側面にそわせるように、力を入れずに歯ぐきの中までフロスを挿入し、数回動かします。
【ホルダー付きタイプ】
1.歯と歯の間にフロスを当てます
2.ゆっくり間に入れていきます。
3.中まで入ったら上下に動かしながら、両面の歯の汚れを取り除きます。
食べカスなどの汚れを掻き出すようなイメージで行います。
どちらの器具を使用する時も、鏡を見て、場所を確認しながら行ってください。
また、歯ぐきに負担をかける恐れがあるので、力を入れすぎないようにしましょう。
基本の歯磨きをおさらいしてみよう
「自己流」や「何となく」という方法で歯を磨いていませんか。
お忙しい中、毎日限られた時間で行う歯磨きですので、より効果的に汚れを落とせる方法を学びましょう。
【効果的な歯磨き方法その1】食後30分以内の歯磨き
歯磨きをする一番効果的な時間は、「食後30分以内」です。
お口の中というのは、普段は中性の状態です。
それが、食事をすると食後30分から1時間で酸性に傾き、酸が歯を溶かし始めます。
そのため、そうなる前に歯磨きをして、虫歯菌のエサになるような食べかすなどを取り除くことが大切なのです。
【効果的な歯磨き方法その2】寝る前の歯磨きを丁寧にする
日中は忙しくしっかり歯磨きができない、という方も、夜寝る前の歯磨きはゆっくり時間をとって歯を磨くようにしましょう。
寝ている間は、唾液の分泌が減る傾向にあります。
唾液には虫歯を予防する大切な役割があり、汚れを洗い流したり、虫歯になりかけの歯を元の状態に戻したりする働きがあるのです。
就寝前は丁寧に歯を磨き、お口の中をきれいにしてから眠るようにしましょう。
【効果的な歯磨き方法その3】正しいブラッシング方法を身につける
歯磨きの仕方には、効果的に汚れを落とせる2つの方法があります。
スクラビング法
「スクラビング法」は、歯や歯ぐきに対して歯ブラシを直角に当て、横に小刻みに動かす磨き方です。
歯ブラシはペンを持つように軽く持ち、力を入れずに磨くことで、歯や歯ぐきに負担をかけずに汚れを落とすことができます。
歯ブラシの毛先を歯と歯の間に入れて磨くので、汚れを簡単に取り除けます。
子どもから大人までおすすめの歯磨き方法です。
バス法
汚れがたまりやすい歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に、45度の角度で歯ブラシを当てる方法です。
歯ブラシは軽く持ち、揺らすように磨きます。
歯周ポケットの中の汚れを除去し、出血して腫れた歯ぐきのケアにつながります。
虫歯や歯周病の原因は「歯垢」と「歯石」
歯磨きの目的は、虫歯や歯周病の原因となる「歯垢」や「歯石」を取り除くことです。
それでは、「歯垢」や「歯石」とはどのようなものなのでしょうか。
【歯垢とは?】細菌が繁殖してネバネバしたもの
「歯垢」というのは、細菌が繁殖したかたまりです。
デンタルフロスで歯と歯の間を通すと、フロスに白くネバネバしたものが付着しますが、それが「歯垢」です。
「歯垢」は、歯磨きやデンタルフロスで除去できます。
【歯石とは?】歯垢が石のようにかたくなったもの
取り除けなかった「歯垢」は、やがて「歯石」に変化します。
歯石は石のようにかたく、歯磨きでは取り除けません。
「歯石」は、歯医者でのクリーニングでしか除去できないため、定期的に通院して歯石を取り除くことが、虫歯や歯周病予防のために大切なのです。
歯科医院の「プロケア」をプラスして予防効果アップ
「歯垢」は、歯磨きやフロスなどの「セルフケア」で取り除き、「歯石」は、歯科医院の「プロケア」で徹底的に除去して、予防効果を高めましょう。
ランドマーク歯科三島の3つの「プロケア」
当院の予防ケアでは、3つの「プロケア」を行っています。
定期検診
虫歯や歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
そのため、プロの目で見たお口の診断が必要です。
お口の異常を早めに把握し、早期治療を行うことで、健康な歯を維持できるように努めています。
スケーリング・PMTC
「スケーリング」とは、磨き残してたまった「歯石」を丁寧に除去する方法です。
「スケーラー」といわれる専門の器具を使って虫歯や歯周病の原因となる歯石を取り除きます。
また、「PMTC」とは、専用の器具と薬剤を使ったプロの技によるクリーニングです。
歯垢や歯石、細菌が増殖してぬるぬるした粘着物になったバイオフィルム、歯に付着した着色汚れなどを落とします。
歯の表面をツルツルに仕上げ、汚れが付きにくくする効果もあります。
歯磨き指導
お口のケアのスペシャリストである歯科衛生士が、お一人お一人に合わせたお口のケア方法をアドバイスします。
また、デンタルフロスの選び方、使い方についても丁寧にお伝えしますので、どのようなことでもお気軽にご質問ください。
お口の清潔を維持するために!ランドマーク歯科三島の予防ケアにお越しください
みなとみらい駅・桜木町の歯医者「ランドマーク歯科三島」では、お口の中を清潔に保ち、いつまでも健康な歯を維持できるように、予防・定期検診に力を入れています。
当院は、みなとみらい駅から徒歩3分、JR桜木町駅から徒歩5分の駅チカの通いやすい歯医者です。
お車で来られた方にも、ランドマークタワー内の無料駐車券をご用意していますので、どうぞお申し出ください。
「自分の歯を大切にしたい」「清潔で健康なお口でいたい」と、お口の予防ケアができる歯科医院をお探しの方は、土曜・日曜も16時半まで診療している「ランドマーク歯科三島」までお越しください。
ランドマーク歯科三島の予防・定期検診について詳しくはこちら >
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